社会人になる前に、就活で覚えて起きたいアイロンのかけ方
かっこいい男性を見ると、身だしなみがしっかりしていて、本当にパリッとスーツを着こなしています。
営業で会社に戻ってきた営業マンがスーツをぱっと脱いだとき、シャツがパリッとしていて、しっかりアイロンされているのをみるとしっかり質得ると感じるのです。
実家から通うということならいいのですが、一人暮らしをする方は、ワイシャツをいちいちクリーニングに出すのではお金がかかりすぎます。
アイロンのかけ方がわかっていれば、クリーニング代を浮かすことができます。
最近は家庭の主婦もアイロンをかける方が少なくなっていますが、かける順番などを理解しておけば、クリーニングに出す必要もありません。
洗濯機も微妙な洗濯ができるようになっているので、今までクリーニングしかできなかった素材も、洗濯機で洗えるものが多くなっています。
表示をしっかり見て、温度など高すぎないか、またクリーニングが必須のものではないかどうか、こうしたことをしっかり確認してからアイロンに挑戦しましょう。
ワイシャツのアイロンは人目につくところからかける
ワイシャツのアイロンは、襟、肩などの人目につくところからかける、ということが基本です。
襟、肩などを丁寧にしっかりプレスすることで、スーツがしゃきっと見えますし、清潔感が出てきます。
襟、肩を両方行いますが、両端から中央に向かって抑えるようにしながらプレスするとうまくいきます。
形は角度がついているところも緩やかにカーブしているところもあるので、なかなか難しいのですが、順番を間違わずに行えばしっかりプレスできるようになります。
襟、肩を行ったら、次に袖口、袖を行います。
袖はアイロンをする前にしっかりしわを伸ばすようにしておき、脇の縫い目を元に袖口に向かってまっすぐプレスしていきます。
カフスは最初に裏から片方の手で引っ張るようにプレスして、その後、表側のカフスの周りをプレスします。
次に前身ごろをアイロン台に着せるようにしてプレスすると肩の部分もきれいにプレスできます。
ジャケットやスラックスなどは温度にも注意して
ジャケットやスラックスなどの場合、素材が複雑なものもあり、家庭のアイロンが不向きのものもあります。
そのため、表示をよく見てアイロンが可能かどうか、また温度などをしっかり確認しておい行います。
通常、麻、綿の場合は180℃から200℃くらい、ナイロンやアクリル素材は熱に弱いので、110℃から130℃くらい、ウールは当て布をすることが必要で、あて布をした上で140℃から160℃くらいの温度でプレスします。
ジャケットの場合、芯がある場所は焦げ付きやすいので、プレスによって余計な折れ目ができないように注意しながらアイロンがけすることが重要です。