協調性とコミュニケーションスキルが培われる
親元を離れ、学生寮や学生マンションで生活をする環境で得られた体験は、就職活動の自己PRで有利になる場合もあります。
特に学生寮は、同学年はもとより、先輩や後輩など年齢層が異なる人と話す機会が多いのが大きな特徴。
台所やトイレ、お風呂が共有スペースとなっている寮では、必然的にあらゆる人と会話する機会が増えるものです。
最初は少し戸惑うかもしれませんが、周りの人とどのように接していけば良いのか、経験を通じて把握していきます。
現に、採用担当者がとりわけ人材に求めているのは、協調性とコミュニケーションスキル。
さまざまな年齢層が働いている会社では、このような環境で日頃から過ごしている人材だからこそ、その経験が大いに役立つと考えているようです。
企業という組織で円滑にうまく仕事を進めるには、チームプレイも重要となるものです。そのぶん、敬語の使い方や人との距離感、付き合い方が身につく学生寮経験者は就活に有利といえます。
ルールを守る人間だと印象付けられる
さまざまなルールが存在する学生寮。門限はもとより、寮生以外の立ち入りや無断外泊禁止とのルールが設けられている学生寮も多く、そのルールを破ると退寮処分になる場合もあります。
大学生活で得られた教養やスキルを含め、ルールを守ったうえでの寮生活を過ごした経験は、就活時の自己PRとして大きなアピールにつながるため、採用担当者に好印象を与えられるでしょう。
自己管理スキルや継続力が培われる
学生寮や学生マンションに入居すると、必然的に一人で自分のことをやらざるを得ません。部屋の掃除や洗濯などを自分で行わなければ、部屋は汚くなり洗濯物は溜まる一方です。家事全般を継続的に行わなければ部屋をきれいな状態に保てません。
より良い環境で生活するには自分自身で生活を管理する能力や継続力が必要不可欠です。これまでに過ごした生活を振り返り、自己管理スキルや継続力をアピールできる経験談を探してみましょう。
参考:東京都立大学の学生マンション賃貸情報|学生マンションドットコム