経歴だけではなく何を学んだか
就活において自己PRはとても重要な意味を持ちます。
面接の時にいかに自分をプレゼンするか、という風に考えるとわかりやすいと思います。
新卒の場合は実社会での華々しい経歴を持つ人はほとんどいませんので、経歴はあまり意識しなくても大丈夫です。
自分がどんな人間で、今までに何を経験し、その経験により何を学んだか、その経験を今後社会でどう生かしていくかという志望動機を交えて作成するのがポイントです。
ある意味志望動機とかぶるところがありますが、企業が求める人材である事をアピールするのも効果的です。
自己PRのポイント
いくらいろいろな経験があっても、それが企業とは全く関連性がなく、仕事に生かせない内容では意味がありません。
企業がどういう人材を求めているかも考えておきましょう。
このためには企業の事を詳しく調べるなど、情報収集が欠かせません。
自分と企業のニーズが合っている事が大前提となります。
自己PRを作成する時は、今まで自分がしてきた経験をリストアップしてみます。
リストの中から、企業が求めている人材である事や、経験を仕事に生かせる物を選び、具体的なエピソードを盛り込みながら作成します。
最後にその経験を生かしてどんな仕事ができるのか、やりたいと思っているのかなどもアピールしておきます。
過去の経験は実話である事が大切です。
自分が経験していない事をアピールするのは嘘になりますから、思わぬところでボロが出る可能性がありますのでおすすめできません。
人はいろいろな経験をしますが、それが全て成功につながるとは限りません。
むしろ失敗する事の方が多いものです。
企業は成功例だけよりも、失敗談がある自己PRに注目する傾向があります。
失敗をしてもそれをどのように乗り越え、自身のプラスに繋げたのかというエピソードは自己PRにもってこいです。
結果ではなくプロセスが重要と覚えておきましょう。
よくあるNG自己PR例
謙虚さもないよりは多少あったほうがいい場合もありますが、自己PRに敢えてマイナス要素を盛り込むのはNGです。
例えば控えめええ大人しい性格だから、人と衝突する事が少なく、誰とでもうまくやっていけるというのをアピールするために、おとなしいとよく言われるとPRしたとします。
控えめと言いたかったのに、積極性のない人と捉えられかねません。
逆に自分は積極的ですというのも、実はNGです。
積極的だけではどのように積極的なのか伝わりません。
こういう場合は、物事に進んで取り組むなど具体的に表現します。
学生時代のアルバイトの経験をアピールする事があります。
例えば接客業のアルバイトをして、やりがいを感じたというのは、一見良さそうに思えますがこれもNGです。
接客業ならいいのですが、それ以外の職種ではあまり役に立たないからです。